自律神経の乱れによる冷え症に効果のある入浴法

 冷え症とは血液の流れが悪化することで起こる症状の一つで、血液の流れが悪化すると体に必要な栄養素や酸素が内臓や筋肉に届かなくなり、自律神経の乱れや基礎代謝の低下が起こり、体温の低下や内臓障害等いろいろな体の不調が現れることです。

 当院のお客様にも季節に関係なくエアコンで快適の過ごし、運動はあまりせず、入浴は冬のみでほとんどシャワーで済まし、一年を通してほとんど汗をかかない生活習慣を続けてきたため、手足の冷えに悩まされている方がいらっしゃいます。

 自律神経は血管の拡張や体温を調節していますので、こういった生活習慣を続けると自律神経が乱れ、体を温めても血管が広がらず冷え症になるのです。

 こういった生活習慣をしていて冷え症による体の不調に悩まされている方は、私がお勧めする入浴法で体を温めるだけでなく、汗をかく習慣を身につけることで、自律神経の乱れを緩和しましょう。

 私が勧める入浴法は40°以下のぬるめのお湯に、まず3分間入浴し、その後髪を洗う。また3分間入浴し、その後体を洗う。最後に10分間入浴して終了するという方法です。

 入浴後5分程度で体が冷えてしまう方は炭酸入浴剤を入れて入浴することをお勧めします。炭酸は血管を広げる効果があり、更にゆっくり入浴することで効果が長続きします。

 この入浴法を続けても効果が表れない方は、大木治療院に気軽に相談ください。

 大木治療院では自律神経の調整を低周波鍼治療やお灸及びオイルマッサージ等でお客様の症状に合わせて治療しています。尚、治療方法についてはお客様と相談して決定していますので安心してお越しください。