「鍼」の歴史
身体の不調に役立つ「鍼(はり)」。痛みをほとんど感じない極細の鍼を使用し、身体のツボや筋膜に刺激を与えることで筋肉のコリを改善する施術です。
東洋医学のひとつとして中国に起源を持ち、現在では日本でも広く知られる伝統的医療となりました。
日本には、仏教の伝来から少し遅れて6世紀の初め(飛鳥時代)に渡来し、漢方薬よりも早くに伝わったと言われています。中国の「漢」の時代に発展したため、そこから漢方医学とも呼ばれています。
鍼や灸は、日本に渡来して以来、明治時代初期までの長い間医学の主流として活用されていました。その後幕末の西洋医学の伝来によって次第に日の目を見る機会が減ってはきたものの、ケガなどの外傷には西洋医学、体内の不調などは東洋医学と目的によって使い分けをされることが多くなりました。身体の内側を改善に導くという点で注目され、近年では健康意識の高いアメリカやヨーロッパなどでも鍼治療に興味を持つ人が増えてきているようです。
埼玉県加須市の「大木治療院」では、平成10年の開業以来、これまでに数多くのお客様にご来店いただいています。あんま・マッサージ・指圧師・はり師・灸師の国家資格を持つ院長が、中国式手技療法「すいな」や、低周波はり施術などの施術法も取り入れ、幅広いご要望にお応えしています。
肩こりや腰痛、冷え性など、身体の痛みや不調にお困りの方は、どうぞお気軽に当院までお越しください。