筋肉の衰えによる下半身の痛みと対処法

 下半身の痛みは、お尻の筋肉の衰え、あるいは腰部の脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア等の病気が原因で下半身(お尻から足先)に起こる痛みのことで、一般に坐骨神経痛と呼ばれているものです。

 下半身の痛みは腰の痛みを放置していると痛みは腰からお尻、大腿、ふくらはぎ、足先へと移動していきます。

 私の治療院にもお尻の筋肉の衰えが原因で起こる下半身の痛みでお越しになるお客様が増えてきております。

 そこで今回は、お尻の筋肉の衰えが原因で起こる下半身の痛みの症状とその対処法について紹介します。

 お尻の筋肉は坐骨神経を保護する、坐骨神経への栄養を供給する血管を守る、坐骨神経を冷えから守る血液を維持する等の役目があり、その筋肉が衰えると坐骨神経が圧迫されるため、坐骨神経の通り道である下半身に痛みが起こるのです。

 その症状は、お尻から大腿の前側・後側、ふくらはぎ、すね、足先にかけての痛みや痺れで、長時間座っていたり、立っていた利するのも辛く、腰を反らしたり屈んだりすると痛みや痺れが強くなるのがこの症状の特徴です。

 対処法の一つ目は、お尻の筋肉を鍛えることです。お尻の筋肉は立つ時の主力筋ですので、椅子や机に手を置いてスクワットを20回/

1日(2度に分けて行っても良い)に行なうことをお勧めします。

 対処法の二つ目は、腰への負担を軽減する日常生活を心がけることです。具体的には思い荷物は腰ではなく膝を曲げて持ち上げる、荷物は両肩に重量を分散できるリュックサックを使用する。腰が沈み込むような寝具やソファは使用しない。洗濯物は低い位置に干す等、.背筋を無理に伸ばしたり、前屈みにおならないようにする。また禁煙して血液の流れを悪化させないようにすることが大事です。

 以上のような対処法を取り入れても痛みが改善されない方や早く痛みを何とかしたい方は、ぜひ当院にご相談ください。

 大木治療院では中国式手技療法「すいな」や低周波はり治療等でお客様の症状に応じた治療法を用意しております。また、治療法についてはお客様と相談の上で決めておりますので、安心してお越しください。