鍼灸の効果とは?身体に与える作用を紹介
鍼灸は体に鍼と呼ばれる針をさしたり、灸を据えて体の防衛作用や調整作用を刺激して、疾患や体調を回復させる治療法です。
鍼灸を行うと、体の防衛作用が発揮され、白血球や血小板などの増ことが確認されています。
それにより免疫作用が高まって疾患予防、改善につながるとされています。
また、患部の血液量を調整する作用も報告されています。
鍼灸によって筋の萎縮や収縮が起こり、血液量が調整されます。
その結果、活性酸素が排出され、痛みが緩和されることが報告されています。
誘導作用によって具体的には肩こりや腰痛などの筋肉痛に対し、効果があるとされています。
その他鍼灸治療によって鎮静効果がもたらされ、神経痛や月経痛、下痢に対し、有効性があると記されています。
鍼灸治療は懐疑的な見方をされることもありますが、日本だけでなく、東アジアを中心に鍼灸は行われているので少なからず有効な治療法といえるでしょう。
ただし、病気や怪我などを根治する治療法ではありませんので、あくまでも予防や緩和が目的です。
慢性化を防ぐのに効果が期待できますが、定期的な施術を受けないと、悪化した状態に戻ってしまいます。
悪化した状態に戻らない間隔で続けてみましょう。