鼻と口に現れる症状とそこに潜む病について

 鼻や口に現れる症状には放っておいても問題ないものもありますが、なかには命に関わる危険な病が潜んでいるものもあります。

 そこで今回は命に関わる危険な病が潜んでいる鼻や口の症状について紹介しますので、手遅れにならないよう参考にしてください。

1.鼻の症状と病

1-1.鼻の外見に現れる症状と病

(1)鼻の色が赤くなる

   ・血液中の毒素が増えることで血液が鬱血するため、皮膚の薄い鼻が赤くなるものです。この症状に潜む病としては肝硬変が考えられます。肝臓を悪化させてしまうとま

   ず血液の解毒作用ができなくなり、更に悪化させてしまうと肝臓の組織が壊れて肝硬変になり命の危険が増しますので、早急に医師の相談されることをお勧めします。

(2)鼻の穴を膨らませて呼吸をする

   ・肺が炎症を起こすなどで肺活量が落ちるため呼吸数が増え、鼻の穴を膨らませる必要が出てきたものです。この症状に潜む病としては肺炎、肺気腫が考えられます。

   肺の炎症を悪化させてしまうと少し動いただけで呼吸が苦しくなり、更に悪化させてしまうと肺の組織が壊れてしまい生活にも支障をきたしてしまいますので早急に医師

   に相談されることをお勧めします。

2.口の症状と病

2-1.口の外見に現れる症状と病

(1)唇の荒れと乾燥

   ・血液中の水分が不足することで唇が荒れたり乾燥したりするものです。この症状に潜む病としては糖尿病が考えられます。糖尿病を悪化させてしまうと血液中の水分が

   減少し、.さらに悪化させてしまうと血管がもろくなり、失明の恐れが出てきますので、糖尿病を抱えておられる方は早めに医師に相談されることをお勧めします。

2-2.口臭の病(参考情報)

(1)リンゴが腐った時の腐敗集

   ・この症状に潜む病としては糖尿病が考えられます。

(2)生ごみの臭い

   ・この症状に潜む病としては歯周病が考えられます。

(3)アンモニアの臭い

   ・この症状に潜む病としては腎臓病が考えられます。

3.舌に現れる症状と病

(1)赤い舌

   ・ピロリ菌により舌の表面全体や周囲が赤くなるものです。この症状に潜む病としては萎縮性胃炎が考えられます。この病を悪化させてしまうと胃がんになりますので早

   めに医師に相談されることをお勧めします。

(2)白い舌

   ・喫煙、飲酒、辛いものの多量摂取により、舌の表面全体が白い苔に覆われたようになるものです。この症状に潜む病としては胃や肝臓の炎症が考えられますので早めに

   医師の相談されることをお勧めします。

(3)黒い舌

   ・副腎(血圧コントロール)の炎症により、舌の先端や側面が黒くなるものです。この症状に潜む病としては副腎の炎症が考えられます。この病を悪化させてしまうと副

   腎がんになるため早急に医師に相談されることをお勧めします。

(4)まだら舌

   ・白血球の膿疱性炎症により、舌の表面が赤と白のまだら模様になるものです。この症状に潜む病としては白血球の炎症が考えられます。この病を悪化させrてしまうと皮

   膚発疹やただれ、関節炎などを起こしますので早めに医師に相談されることをお勧めします。

(5)割れ舌

   ・暴飲暴食や舌の使い過ぎにより、舌の中央に溝や割れができるものです。この症状に潜む病としては胃腸疾患が考えられますので症状がひどい場合は医師に相談される

   ことをお勧めします。